54歳 無職の男 殺人と銃刀法違反 懲役20年の実刑判決 山口組系組員射殺事件 : 群馬県桐生市
以下出典
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暴力団組員射殺で懲役20年の実刑判決 群馬・前橋地裁
(2023/10/17)
群馬県桐生市で2020年、指定暴力団山口組系の組員=当時(51)=が拳銃で殺害された事件で、殺人と銃刀法違反(発射、加重所持)の罪に問われた前橋市、無職、被告の男(54)の裁判員裁判の判決公判が16日、前橋地裁であった。山下博司裁判長は事件前の共謀成立を認定した上で「バットで襲う役割は射殺を成功させるのに重要だった」として、懲役20年(求刑・懲役25年)の実刑判決を言い渡した。
山下裁判長は事件全体について「事前に道具を用意して役割を分担した計画的犯行。強い殺意で殺傷能力の高い銃を使い、一般市民が巻き込まれる危険性もあった」と非難した。共犯者らの話は信用でき、被告の証言は不自然だとして、事件前に共謀が成立していたと認定。被告は暴力団員ではないが長年深く関わっていて、事件でも重要な役割だったとした。
判決によると、仲間と共謀して20年1月24日午後7時ごろ、組員が住む桐生市天神町のアパート駐車場で拳銃1丁と実弾3発を所持し、2発発射して組員の頭と胸に命中させ、殺害した。起訴された仲間の暴力団員3人は公判前整理手続きが続いている。
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