48歳 稲川会系幹部 自営業男性 労働者派遣法違反 起訴内容認める : 群馬県前橋市
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無許可で労働者派遣 暴力団幹部の男が起訴内容認める 群馬・前橋地裁で初公判
(2024/2/10)
建設現場に労働者を派遣したなどとして労働者派遣法違反などの罪に問われた、群馬県前橋市の指定暴力団稲川会系幹部で自営業の男(48)と、同法違反の罪に問われた高崎市の建築会社の初公判が9日、前橋地裁(黒田真紀裁判官)であった。男と同社の代理人は起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、取引先の建設会社(前橋市)から求められ、男が実質経営する高崎市の建築会社を設立したと説明。従業員を派遣した対価を、建設会社から「人工代(にんくだい)」として受け取り、従業員に給料を支払っていたと指摘した。
冒頭陳述などによると、男は昨年8月~11月、国の許可を受けずに柴工業の労働者16人を646回にわたり、建設会社の工事現場に派遣し、同法で禁止されている土木業務に従事させたとされる。
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