21歳無職男 鉄道会社3社施設 窃盗 窃盗ほう助の罪 起訴内容認める : 群馬県前橋市
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鉄道部品盗の男、起訴内容認める 群馬・前橋地裁初公判
(2024/3/2)
鉄道車両から部品を盗んだとして、窃盗と窃盗ほう助の罪に問われた男の初公判が1日、前橋地裁(橋本健裁判官)で開かれ、男は鉄道会社3社の施設で盗難に関わったとする起訴内容をいずれも認めた。
橋本裁判官は人定質問で男に氏名を述べさせた後、住所、生年月日、職業などは書面上で確認し、廷内で明言させなかった。地裁総務課は「裁判官の判断による」とした。起訴状によると、2月5日の起訴時点では東京都在住で21歳の無職だった。
検察側は冒頭陳述で、男が鉄道を撮影する趣味の「撮り鉄」の少年3人と共に盗みを繰り返していたと主張。鉄道会社社員だった立場を悪用し、廃車の見通しや、盗む際に参考になる施設内の状況を教えていたと指摘した。
冒頭陳述によると、仲間と共謀して昨年11月、前橋市のJR東日本高崎車両センターで車両から行き先表示器や半自動ドアスイッチなど4点(時価計約53万4000円相当)を窃取。埼玉県久喜市の東武鉄道の施設では車両から部品4点(時価計約62万8800円相当)を盗んだ仲間を車で送り届けて手助けし、同9月には上信電鉄(高崎市)でも車両に備えたオルゴールの盗難を手助けしたとされる。
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