19歳男性大学生 ラフティング転覆 行方不明 : 群馬県みなかみ町
以下出典
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ラフティング転覆で男子大学生1人不明 群馬・みなかみ町
(2023/5/6)
5日午後4時20分ごろ、群馬県みなかみ町の利根川で、「ラフティングで川下り中に転覆して複数が落水した」と、利根沼田広域消防本部北署に通報があった。沼田署などによると、落水した人のうち乗客の男子大学生(19)が行方不明になった。その後、大学生が着用していたとみられる救命胴衣とヘルメットが発見された。町内のラフティング業者が加盟する組合は同日緊急会議を開き、6日の営業を中止して同署や同本部などと協力して捜索活動に当たることを決めた。
町内の事業者が加盟するアウトドア連合会(石川満好理事長)によると、事故のあったボートは午後2時40分過ぎ、加盟する1社が運営する3艇の最後尾について出発した。先頭のボートには同連合会ラフティング組合から認定を受けたインストラクター役が乗り、危険な箇所を後続のボートに知らせる役割などを担っていたという。
5日の水位は、組合の規定水位よりも6センチ低い3メートル74センチで、「安全に運行できる状況だった」という。組合は規定に沿って日ごとにラフティングに適したコースを決めており、この日は約1時間半、全長約8キロのコースだった。転覆した地点はゴールまで残り約1キロだったという。石川理事長は「前のボートの影響などを受けて水がぶつかり合い、急な水流の変化があったのかもしれない」と推測した。
書き入れ時の大型連休中に事故が発生し、営業を取りやめて捜索に当たることについて、石川理事長は「組合で徹底した安全管理を図ってきたにもかかわらず起きてしまった事故。明日の捜索には全力で当たりたい」としている。
事故のあったボートの運営会社の社員は上毛新聞の取材に対し「まだお答えできることはない」と言葉少なに語った。
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