12人噛んだ四国犬 飼い主と散歩中のトイプードルも噛まれ死ぬ : 群馬県伊勢崎市

12人噛んだ四国犬 飼い主と散歩中のトイプードルも噛まれ死ぬ : 群馬県伊勢崎市
以下出典
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散歩中のトイプードルもかまれ死ぬ 12人襲った四国犬巡り、群馬・伊勢崎市が被害児童に心のケア
(2024/2/)
 群馬県伊勢崎市田中島町で小学生9人を含む12人が「四国犬」1頭にかまれて負傷したことに関連し、同時間帯に近くでトイプードルがこの犬にかまれ、後に死んでいたことが9日、地元住民への取材で分かった。飼い主と散歩中だったとみられる。市は同日、被害児童のケアのため、臨床心理士2人を派遣したと明らかにした。

 臂泰雄市長は同日の会見で、犬の飼育について「基本的なルールを守って責任を持ち、登録など義務的なこともしっかりやってもらいたい」と述べた。三好賢治教育長は「子どもたちのショックは大きい。時間をかけて心のケアをしたい」とした。

 環境省によると、犬がかみつく「咬傷(こうしょう)事故」は2022年度に全国で4923件発生している。3人が死亡し、他の動物32匹を死なせた。かんだ犬の99%が飼い犬で、発生場所は「公共の場所」が61%、「犬舎などの周辺」が26%だった。被害者側が「犬に手を出した」(15%)ケースよりも「通行中」(47%)の方が多かった。

 1980年代の1万件台から徐々に減ったが、2008年度以降は15年連続で4000件台と足踏みが続く。県内では直近5年に57~69件で推移し、命を落とした人や動物はいなかった。

 県動物愛護条例は、飼い犬が人をかんだ場合の事故の届け出と獣医師による検診を義務付けている。前橋、高崎両市も市条例で同様に定めている。
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