110番が最多13万8625件 「詐欺予兆」相談が増 2024年群馬県警
2025/2/16
群馬県警が2024年に受理した110番通報は前年比5826件増の13万8625件で、統計が残る1996年以降で最多を更新したことが15日までに、県警のまとめで分かった。刑法犯認知件数や物損事故の増加に加え、首都圏を中心とした広域強盗事件の影響で、不審者や不審車両の情報が多く寄せられたことなどが要因とみられる。
通信指令課によると、内容別では「交通関係」が5万667件で最多。不審者情報などを含む「各種情報」は3万3770件だった。野生動物の目撃情報も含まれ、5月に安中市の民家にクマが侵入して夫婦が重傷した事案を受けて増加したという。同じ事案に関する「続報」1万5572件、「けんか・口論」7217件、「刑法犯関係」7208件、「保護・救護」3141件と続いた。
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