1トンのU字溝が落下、作業員の男性が大けが 群馬・上信自動車道工事現場
2025/3/9
9日午後2時5分ごろ、群馬県東吾妻町の上信自動車道の建設工事現場で、作業中だった渋川市の会社員男性(41)が、落下してきた重さ約1トンのU字溝とコンクリート壁の間に下半身を挟まれた。男性は高崎市内の病院に搬送され、骨盤や脚の骨を折る重傷を負った。
県警吾妻署によると、男性は他の作業員2人とともに同日午前8時ごろから、排水に使われるU字溝の設置作業に当たっていた。1人が重機でU字溝を地面から約20センチつり上げ、残り2人が地面から約1メートル10センチ掘り下げた溝に誘導する役割だった。
U字溝はコンクリート製で長さ2メートル、重さは最大約1トン。何らかの原因で地面に落下し、そのまま溝に転がり落ちて男性が挟まれた。他の作業員が救助し、報告を受けた上司が119番通報した。同署が詳しい事故原因を調べている。
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