68歳男性が約1億円の詐欺被害 株取引の嘘のトラブル持ちかけられ 群馬・伊勢崎市
2024/08/01
「インサイダー取引に該当する」などと株取引に関する嘘のトラブルを持ちかけられ、群馬県伊勢崎市に住む男性が1億円余りをだまし取られる詐欺事件が発生しました。警察によりますと、県内における1億円の詐欺被害は2020年以降で最高額だということです。
詐欺被害にあったのは、伊勢崎市に住む68歳の派遣社員の男性です。
警察によりますと今年3月、金融機関の職員を装った男から男性に「あなたに大手製薬会社の株購入の権利がある。権利を譲ってほしい」などと嘘の電話がありました。その後、警察官を装った男から「今回の株取引はインサイダー取引に該当します。あなたの預金を全額調べる必要がある」などとした嘘の電話を受けました。
「問題がなければ返金する」とも言われた男性は、指定された口座に11回にわけて合わせて1億93万円余りを振り込んだということです。振り込んだ後、数カ月経っても返金されないことを不審に思った男性が警察に相談し被害が発覚しました。
警察によりますと、県内における1億円を超える詐欺被害は、2020年以降最高額だということです。
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