養鶏業の有間養鶏場(群馬・前橋市)が破産 負債1億3500万円

養鶏業の有間養鶏場(群馬・前橋市)が破産 負債1億3500万円
2025/4/7

 養鶏業を手がける有間養鶏場(群馬県前橋市)が前橋地裁から破産開始決定を受けたことが7日、分かった。3月26日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は約1億3500万円。

 有間養鶏場は1955年に創業、70年に法人化。鶏卵を農協経由で市場に出荷したり、スーパーなどへ直接販売したりしていた。2006年4月期には売上高約1億8000万円を上げていた。

 しかし、鶏舎設備の老朽化などを背景に14年ごろから事業規模を大幅に縮小し、23年4月期の売上高は約500万円にとどまった。飼料価格の高騰で収益性に欠ける運営が続いて先行きの見通しが立たず、24年10月の株主総会の決議によって法人を解散していた。

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