養鶏場から銅線盗んだ疑いで男2人逮捕 群馬、栃木両県警

養鶏場から銅線盗んだ疑いで男2人逮捕 群馬、栃木両県警
2025/1/8

 群馬県渋川市の養鶏場で昨年7月に銅線が盗まれた事件で、群馬、栃木両県警の共同捜査班は7日、ともにカンボジア国籍で無職の太田市の男(29)、住所不定の男(28)両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は仲間と共謀し、同月30日午前1時10分ごろ、渋川市の養鶏会社の敷地から銅線ケーブル約170メートル(時価計約500万円相当)を盗んだ疑い。

 群馬県警は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。変電設備につながるケーブルが切断されて空調が止まり、飼育していたニワトリ十数万羽が死んだという。

 2人は昨年、薬物事犯に関わった疑いで埼玉県警に逮捕されていた。藤岡市内の太陽光発電所で昨年7月に、宇都宮市の公園で同9月に銅線を盗んだとされる同国籍男のグループと関わりがあるとみて調べている。

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