飲食店で女性殴り逃走 殺人未遂事件として捜査 同一犯?民家敷地に侵入容疑で男逮捕 群馬県警館林署
2024/12/30
29日午後10時半ごろ、群馬県館林市松原の飲食店で、男が棒状の物で女性従業員(50)=同市=の顔や頭を複数回殴って逃走した。女性の命に別条はないという。一方、県警捜査1課と館林署は翌30日未明、直線距離で約3キロ離れた同市内の民家敷地への住居侵入の疑いで、住居捜査中の無職の男(50)を現行犯逮捕した。飲食店から逃げた男と同一人物とみて殺人未遂事件として調べる。
県警によると、男は一度店に入り、応対した別の従業員に対し、女性を名指しして「会いたい」と告げた。店外で待つよう案内されて外に出たが、間もなく無言で再び店に入り、持ち込んだとみられる棒状の物で女性を殴りつけた。
逃げた男は50代くらいで身長約175センチ、痩せ型、上下黒の服でフード付きダウンジャケットを着ていた。凶器は見つかっていない。従業員の一人が110番通報した。男は女性の元交際相手の無職男だという情報がある。
約3時間後の30日午前1時45分ごろ、「怒鳴り声がする」という匿名の110番通報があり、駆け付けた警察官が同市内の男性会社役員(56)方敷地内で無職男を発見、住居侵入容疑で現行犯逮捕した。無職男は「ガレージで休んでいただけ」と容疑を否認している。会社役員と面識はあるが今回の立ち入りは承諾がなかったという。
店の近くの男性(75)は「近所でこんな事件が起きるなんて」と困惑していた。
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