関越高速バス事故から13年 遺族らが現場で犠牲者追悼 群馬・藤岡市
2025/4/29
藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速ツアーバスの事故から29日で13年です。発生時間の午前4時40分ごろに遺族らが現場近くを訪れ、犠牲者の冥福を祈りました。
この事故は、2012年4月29日、石川県金沢市から千葉県の東京ディズニーリゾートに向かていた高速バスが、道路わきの防音壁に衝突し、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負ったものです。
事故発生から13年となった29日には、約20人の遺族らが藤岡ジャンクション付近の斜面下に設けられた献花台に花を手向け、手をあわせました。
母親の郁子さんを事故で亡くし、自身も大けがを負った林彩乃さんは母親が好きだった熊のぬいぐるみをもって父親と一緒に現場を訪れました。
事故で母親を亡くした群馬県警高速隊の山瀬俊貴さんは「これからも家族を見守っていて欲しい」と祈りを捧げました。
「13年経とうが何十年経とうが今回あったこういう事故を風化させたくない交通警察官として少しでもそういう事故を減らせるような勤務をしていきたいなと思っています。」(山瀬さん)
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[cite] : 関越高速バス事故から13年 遺族らが現場で犠牲者追悼 群馬・藤岡市 | 群馬テレビ