銅線ケーブル窃盗事件 カンボジア国籍の2人 2億円余窃盗か
2024/11/20
ことし4月、高山村の太陽光発電施設から銅線ケーブルを盗んだとしてカンボジア国籍の2人が逮捕・起訴された事件で、警察は、2人が県内や隣接する県でおよそ320件、合わせて2億円余りの盗みを繰り返していたことが確認されたと発表し、一連の捜査を終えました。
いずれも大泉町に住むカンボジア国籍のチュン・ケン被告(33)とレン・ナレット被告(34)は、ことし4月、高山村の太陽光発電施設から銅線ケーブルおよそ6メートル、時価2万円分を盗んだとして、逮捕・起訴されました。
その後の捜査で、2人が去年6月ごろからことし5月ごろにかけて、群馬県や栃木県、それに埼玉県で太陽光発電施設から銅線ケーブルを盗む事件を合わせて319件起こしていたことが確認されたということです。
これらの被害の総額は2億1000万円余りにのぼり、2人は、盗んだ銅線ケーブルを金属買い取り業者に持ち込んで換金していたとみられるということです。
警察は20日、捜査結果を検察庁に送り、一連の捜査を終えました。
太陽光発電施設の銅線ケーブルをめぐっては、金属価格の高騰を背景に全国で盗まれる被害が相次いでいて、県内ではことしは9月末までに985件起きています。
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[cite] : 銅線ケーブル窃盗事件 カンボジア国籍の2人 2億円余窃盗か|NHK 群馬県のニュース