金属プレス製品製造の新貝製作所(群馬・桐生市)が破産 負債1億8000万円
2024/6/25
金属プレス製品製造の新貝製作所(群馬県桐生市)が、前橋地裁桐生支部から破産開始決定を受けたことが25日、分かった。17日付。帝国データバンク太田支店によると、負債額は約1億8000万円。
同社は1950年に創業し、63年に法人化。地場の大手パチンコメーカーを主力得意先として、住設機器や家電の部品のプレス板金を手がけ、ピーク時の売上高は約18億円を計上していた。
しかし、主力得意先の生産台数の減少などから業況が下降し、2023年2月期の売上高は約7000万円にとどまり、赤字を計上していた。23年3月に主力得意先のパチンコメーカーのグループ会社が廃業し、遊技機器の生産から撤退したことで受注量が大きく減少した。債務超過が続くなどし、24年3月までに事業を停止していた。
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