配水管工事現場の一酸化炭素中毒事故 会社と役員書類送検
2025/1/9
おととし3月、桐生市の配水管の工事現場で作業員4人が一酸化炭素中毒の症状を訴えて病院に搬送され、このうち50代の男性作業員1人が死亡した事故で、桐生労働基準監督署は換気が不十分なまま発電機を使用させていたとして、太田市にある建設会社と会社の役員を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、太田市にある建設会社「飛翔興業」と会社の30代の役員です。
おととし3月、桐生市の配水管の工事現場で地下の配管の工事をしていた作業員2人が一酸化炭素中毒の症状を訴えて病院に搬送され、このうち50代の男性作業員1人が死亡し、救助に駆けつけた別の2人も一酸化炭素中毒の症状で搬送されました。
労働安全衛生法では、換気が不十分なところではエンジンのある発電機を使用してはならないと定められていますが、事故当時、マンホールの中で換気をせずに発電機を使用させていたとして、桐生労働基準監督署は9日、会社と会社の役員を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
桐生労働基準監督署は、認否について明らかにしていません。
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[cite] : 配水管工事現場の一酸化炭素中毒事故 会社と役員書類送検|NHK 群馬県のニュース