道路脇のキノコ食べ80代男性が食中毒 食べたのは毒キノコ「オオシロカラカサタケ」 群馬・伊勢崎市
2024/9/26
群馬県は26日、伊勢崎市内の80代男性が毒キノコのオオシロカラカサタケを食べ、嘔吐や下痢などの症状を訴えて入院したと発表した。症状や医師の診察などから食中毒と断定した。男性は快方に向かっているという。
県食品・生活衛生課によると、男性は23日に道路脇に自生していたキノコを散歩中に見つけ、その場で一部を切り取って生のまま食べた。約2時間後に腹痛などの症状が出始め、医療機関を受診した。24日に診察した医師から伊勢崎保健福祉事務所に連絡があり、残っていたキノコを鑑定したところオオシロカラカサタケと判明した。
同課は「種類のはっきり分からないキノコは食べないで」と呼びかけている。オオシロカラカサタケは公園の芝生や土手、道路脇などに自生し、食べると激しい胃腸系の症状を引き起こす。同種のキノコによる食中毒は、記録に残る限り県内では過去に確認されていない。
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