群馬 沼田 “てんぐの寺”で10年1度の「大開帳」始まる
2025/4/21
「てんぐの寺」として知られる沼田市の寺で、10年に1度、ご神体を公開する「大開帳」と呼ばれる行事が始まりました。
沼田市の迦葉山弥勒寺は大小さまざまなてんぐの面がまつられ、「てんぐの寺」として知られています。
この寺で、10年に1度、てんぐの化身として伝わる僧りょのご神体を公開する「大開帳」が21日から始まりました。
訪れた人たちは、左右に54段あり、108段を一巡すると煩悩が消えるといわれる階段を上って、お堂にまつられたご神体を拝んでいました。
東京から訪れた50代の男性は「迫力があり、神聖な感じがして、信仰を深められて感謝しています。健康や家族が元気でいられるようにと願いました」と話していました。
迦葉山弥勒寺の事務局の羽仁素信さんは「『おてんぐ様』と縁を結んでいただき、皆さんの願いがかなうことを願っています」と話していました。
この寺の「大開帳」は来月28日まで行われています。
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[cite] : 群馬 沼田 “てんぐの寺”で10年1度の「大開帳」始まる|NHK 群馬県のニュース