群馬銀行　２６１万円を着服した４０代の行員を懲戒解雇

群馬銀行　２６１万円を着服した４０代の行員を懲戒解雇
2025/2/7

群馬銀行は、顧客の預金など２６１万円を着服した４０代の男性行員を２月４日付で懲戒解雇処分にしたと発表しました。

２月４日付で懲戒解雇処分となったのは、群馬銀行コンサルティング営業本部に勤務していた４０代の男性行員です。

群馬銀行によりますと、この行員は１月、「定期預金の作成手続きに必要」だなどと嘘の説明をし、顧客からキャッシュカードを預かり、ＡＴＭから現金を引き出すなどして２１３万円を着服しました。さらに、「手数料を現金で預かる」と嘘の説明をして　同じ顧客から現金４８万円もだまし取ったということです。

預金口座の取引を監視するシステムがこの顧客の口座で不正な取引を検出したため調査したところ、今回の着服が判明しました。

この行員は着服した金をライブ配信サイトの投げ銭に使っていたということです。

群馬銀行は、顧客に謝罪をした上、全額を弁済しました。

群馬銀行では去年１０月にも顧客から５５００万円余りの現金を着服したとして、２０代の男性行員を懲戒解雇処分にしています。

群馬銀行は、「再発防止に向けた体制整備」を進めていた最中このような事件を発生させてしまい心より深くお詫び申し上げます。重く受け止め一層の内部管理態勢の強化を図ってまいります」とコメントしています。