群馬県 直径2メートル以上や設置40年超の下水道管 調査へ
2025/2/13
埼玉県八潮市で起きた下水道管の破損などが原因とみられる大規模な道路の陥没事故を受けて、県は県が管理する直径が2メートル以上の下水道管や、設置から40年以上たった下水道管がある道路について調査を行う方針を明らかにしました。
群馬県では、県が管理する全長250キロの下水道管について定期的にカメラで管の内部を点検しているほか、道路に変形などがないかの目視点検も行っていますが、埼玉県八潮市の陥没事故を受けて、事故原因がわかり次第県内でも必要な対策を講じる考えを示していました。
しかし、事故原因の特定には時間がかかると見込まれるとして、県が管理する直径2メートル以上の下水道管、あわせて1.8キロメートルについてカメラで内部の調査を行う方針を明らかにしました。
また、八潮市で陥没の最初の原因になったとみられる下水道管は設置から42年がたっていたことから、県が管理する設置から40年以上が経過した全長38.2キロメートルの下水道管が埋設されている道路についても、地下に空洞がないか調査を行うとしています。
現在、調査に向けた準備が進められていて、年度内には調査を終えたいとしています。
山本知事は「同じような事故が決して起きないような対応を進めていきたい」と話していました。
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[cite] : 群馬県 直径2メートル以上や設置40年超の下水道管 調査へ|NHK 群馬県のニュース