群馬県内の交通事故死者数を公表 : 群馬県警
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交通事故死者数前年と同じ47人 2023年、群馬県警まとめ
(2024/1/5)
2023年に群馬県内で起きた交通事故の死者数は前年と同じ47人(速報値)だったことが4日、県警のまとめで分かった。統計を取り始めた1953年以降では20年(45人)に次いで2番目に少なかった。一方、人身事故の件数は前年比246件増の1万49件だった。県警は新型コロナの「5類移行」で交通量が戻ったなどの背景があるとみて、運転手だけでなく歩行者にも「基本的な交通ルールを守って」と呼びかける。
交通企画課によると、事故時の状態別の死者数は、車の運転中が14人、歩行中が13人、車に同乗中と二輪の運転中がともに7人、自転車乗車中が6人だった。前年と比べると歩行中は大幅に減ったが、車の運転中と同乗中がともに4人増え、自転車も3人増えた。
65歳以上の高齢者の割合は57.4%(27人)で、歩行中が10人と最多だった。このうち夜間に限ると6人で、全員が反射材を着用していなかった。
昨年4月に改正道交法が施行され、自転車乗車時のヘルメット着用が全国で努力義務となった。23年に県内で自転車乗車中に死傷した1964人の着用率は、前年比4.2ポイント増の36%と伸び悩んでいる。
警察庁によると、23年の全国の死者数は前年比68人増の2678人で、8年ぶりに増加に転じた。
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