群馬県内で住宅火災相次ぐ　高崎市と伊勢崎市で２人死亡

群馬県内で住宅火災相次ぐ　高崎市と伊勢崎市で２人死亡
2025/2/21

群馬県内では２０日から２１日にかけ住宅火災が相次ぎ、高崎市と伊勢崎市であわせて２人が死亡しました。

２１日午前９時半ごろ、高崎市下小塙町の７８歳の男性方で「ドンという音がして確認したら隣の家から煙が出ている」と近くに住む人から１１０番通報がありました。

消防車など９台が出動し火は約２時間後に消し止められましたが木造平屋建ての住宅が全焼し焼け跡から１人の遺体が見つかりました。男性は一人暮らしで火事の後連絡がとれていないということで警察は遺体はこの男性とみて身元の確認を急いでいます。また、火は周囲の住宅にも燃え移り、そのうち空き家だった１棟が全焼したほか２棟が半焼または、壁の一部が焼けました。

一方、伊勢崎市宮子町の７０歳の男性方では２０日午後６時ごろ、「煙が見えて家の中が赤く見えるので火事ではないか」と通行人から１１０番通報がありました。

消防車など８台が出動し火は約６時間後に消し止められましたが木造２階建ての住宅１棟約１２０平方メートルが焼け１階から１人の遺体が見つかりました。この男性は一人暮らしで火事の後連絡がとれていないということです。警察は遺体はこの男性とみて身元の確認を急ぐとともに消防と出火の原因を調べています。

さらに、下仁田町馬山では２１日午後、林野火災が発生しましたが４時半すぎに鎮火しています。現在、群馬県全域には乾燥注意報が出ています。前橋地方気象台によりますと空気の乾燥した状態はあすまで続く見込みで火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

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[cite] : 群馬県内で住宅火災相次ぐ　高崎市と伊勢崎市で２人死亡 ｜ 群馬テレビ