群馬県 リンゴ病患者急増 県全域で警報発令

群馬県 リンゴ病患者急増 県全域で警報発令
2025/4/15

群馬県 リンゴ病患者急増 県全域で警報発令

ほほに赤い発しんが現れるリンゴ病の患者が急増しているとして、群馬県は15日に県全域に警報を発令しました。国の警報の基準値を超えたのは2004年以来です。

県によりますと、今月7日から13日までの1医療機関あたりの患者数は県全体で2.68人で、国の警報の基準値「2人」を超えました。地域別では東毛が3.43人で最も多く、次いで中毛が2.86人、西毛が2.63人などとなっています。

リンゴ病はほほに赤い発しんが出るウイルス性の感染症で、子どもを中心に流行しますが大人も感染する可能性があり、妊婦が感染した場合、胎児の異常や流産などを引き起こすこともあるということです。

咳やくしゃみによる飛沫やウイルスが付着した手で口や鼻を触ると感染するということで、県では、手洗いを行うなど感染対策を徹底するよう呼びかけています。

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[cite] : 群馬県 リンゴ病患者急増 県全域で警報発令 | 群馬テレビ