群馬・神流町相原の水道水で14人が食中毒 

群馬・神流町相原の水道水で14人が食中毒 
2025/4/29

 群馬県は29日、水道水を飲んだ神流町相原の住民ら37人のうち、男女14人が下痢や腹痛、発熱などを訴え、このうち4人の便からカンピロバクターが検出されたと発表した。県は相原配水池から供給された水道水が原因の食中毒と断定し、水道法に基づいて23日付で町に改善指示を行った。

 県食品・生活衛生課によると、水道水が原因の食中毒は県内では珍しいという。14人は入院しておらず、快方に向かっている。同配水池は相原地区に水道水を供給する簡易水道施設で、給水人口は44人。

 町産業建設課によると、同配水池の水をためるタンク内の配管から、農業用水が漏れてしまったことが原因と考えられるという。29日現在、同地区での水道水の飲用は制限されており、町は各世帯に飲用水を配布して対応している。

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