群馬・安中市で実証実験 自動運転トラックが障害物を回避

群馬・安中市で実証実験 自動運転トラックが障害物を回避
2025/1/27

群馬・安中市で実証実験 自動運転トラックが障害物を回避

物流現場の人手不足解消につなげようと、障害物を検知して回避する無人運転トラックの実証実験が27日群馬県安中市で行われました。

この実証実験は、安中市に本社を置く「ボルテックスセイグン」が物流業界の人手不足解消などを目的に群馬大学などと連携して行っているものです。2022年には物流センター内の決められたルートを無人運転するシステムを開発しましたが、今回はそれを改良したもので、ルート上に障害物を検知すると回避する機能が新たに加わりました。

27日は、荷物の積み込みを想定したデモンストレーションが行われ、まず無人で走行するトラックの後ろをオペレーターが乗ったフォークリフトが付いて行きます。そしてトラックは障害物を検知すると一旦止まり、フォークリフトのオペレーターは周りの状況を確認したうえで、回避して走行するようトラックに指示します。これにより、トラックの運転手とフォークリフトのオペレーターが2人1組で行う作業を1人で行えるようになるということです。

今後は、道路に引かれた白線や周囲の建物の状況などを併せて読み取ることで安定走行につなげたいとしています。

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[cite] : 群馬・安中市で実証実験 自動運転トラックが障害物を回避 | 群馬テレビ