群馬・大泉町で連続不審火か 7~13日にぼやが4回、空き缶含むごみや古雑誌など屋外で燃える

群馬・大泉町で連続不審火か 7~13日にぼやが4回、空き缶含むごみや古雑誌など屋外で燃える
2024/9/19

群馬・大泉町で連続不審火か 7~13日にぼやが4回、空き缶含むごみや古雑誌など屋外で燃える

 群馬県大泉町坂田で7~13日、屋外のごみが燃えるなどのぼやが4回発生していたことが18日、消防などへの取材で分かった。いずれもけが人はなかった。発火源となる物が見つかっていないことなどから不審火の可能性があり、大泉消防署や町消防団が警戒を強化している。県警大泉署は放火の可能性を含めて出火原因を捜査している。

 大泉消防署によると、1件目は7日午前9時55分ごろ、私有地で袋に入った空き缶などのごみが燃えているのを付近の住民が見つけ、約1.5平方メートルを焼いた。2件目は約200メートル離れた緑地帯で10日午後11時35分ごろ、石製の椅子の周りで傘や古雑誌などが燃えているのを近くの飲食店の客が発見し、椅子が焦げるなどした。

 その消火活動中の同11時50分ごろ、1件目の私有地で再びごみが燃えているのを消防団員が見つけ、約6平方メートルを焼いた。さらに13日午前0時ごろ、2件目の緑地帯で木製ベンチに置かれたプラスチック容器などが燃えているのを近くの飲食店主が発見。ベンチの表面の一部が焦げた。

 同消防署によると、いずれも発火源となる物が含まれていなかった。隣の同町住吉地区でも4年前から年1~2回、同じ空き家のごみが燃える不審火が起きているという。

 担当者は「夜中や早い時間のごみ出しは避け、家の周りにごみを放置しないことが対策になる」と説明。住宅敷地内では車やバイクのカバーにいたずらで火を付けられる恐れがあり、防火性の製品に買い替えるかセンサーライトを設置するのが効果的とした。

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