群馬・前橋市の養豚場で豚熱感染 県内では2022年9月以来
2025/1/24
群馬県は23日の夜、前橋市内の養豚場で豚熱・CSFの感染が確認されたと発表しました。
県内の養豚場で豚熱が確認されたのは、2022年9月以来で10例目となります。
県によりますと、22日の午後5時半ごろ、前橋市内の養豚場の管理獣医師から「調子の悪い豚がいる」などと県に通報がありました。
この養豚場の豚11頭を県が検査したところ、7頭が陽性と判明し、国も検査して豚熱と確定しました。
半径10キロ圏内には他に養豚場が87カ所あるものの、いずれもワクチンを接種していて、移動や搬出は制限しないということです。
県内の養豚場で豚熱が確認されたのは、2022年9月の板倉町以来で10例目、全国ではことし初めてで95例目です。
県では23日夜から、この養豚場で飼育している豚約4800頭の殺処分を始めていて、2月5日までに周辺の消毒など、すべての防疫措置を完了させる予定です。
県によりますと、殺処分の作業には、県や県建設業協会の職員など119人が携わっていて、24日の午後3時時点で約1169頭が殺処分されました。
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[cite] : 群馬・前橋市の養豚場で豚熱感染 県内では2022年9月以来 | 群馬テレビ