群馬・伊勢崎市の家族3人死亡事故でトラックを運転の男を起訴 飲酒運転は継続捜査

群馬・伊勢崎市の家族3人死亡事故でトラックを運転の男を起訴 飲酒運転は継続捜査
2024/09/10

家族3人死亡事故 男を送検 過去に2回アルコールを検出

今年5月、群馬県伊勢崎市の国道17号・上武道路で、トラックが乗用車2台に衝突し、家族3人が死亡するなどした事故で、前橋地検は10日、トラックを運転していた男を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で起訴しました。

自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で起訴されたのは、吉岡町の会社員・鈴木吾郎容疑者69歳です。起訴状などによりますと鈴木被告は、今年5月、伊勢崎市の国道17号・上武道路で、トラックを法定速度を30キロ上回る時速90キロで走行させ、中央分離帯を乗り越え、対向車線の乗用車2台と衝突し、家族3人を死亡させたとされています。

警察によりますと、鈴木被告からは事故の後、基準値を超えるアルコールが検出されていたことが分かっています。前橋地検は飲酒運転については「引き続き捜査を継続していく」とコメントしました。

また、亡くなった3人の遺族は「尊い3人の命を奪った加害者の行為が、自動車運転処罰法違反の過失致死傷罪で済まされることには到底納得がいきません。捜査機関の方々には、引き続き捜査に尽力していただき、事故の原因を追及してもらいたいと思います」と弁護士を通してコメントを発表しました。

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