群馬・伊勢崎市の上武道路で家族3人死亡の事故 トラック運転の男を逮捕 飲酒運転か
2024/08/20
今年5月、伊勢崎市の国道17号・上武道路でトラックが乗用車2台に衝突し、3人が死亡した事故で、警察は20日、トラックを運転していた男を危険運転致死傷の疑いで逮捕しました。男からは基準値を超えるアルコールが検出されていたということです。
危険運転致死傷の疑いで逮捕されたのは、吉岡町下野田の会社員・鈴木吾郎容疑者(69)です。警察によりますと鈴木容疑者は今年5月6日、伊勢崎市境上矢島の国道17号・上武道路で、運転開始前に飲んだ酒の影響で正常な運転が困難な状態でトラックを運転し、対向車線の乗用車2台と衝突しました。そして乗用車に乗っていた男児(当時2)父親(当時26)祖父(当時53)の3人を死亡させるなどした疑いが持たれています。事故後、鈴木容疑者の血中からは基準値を超えるアルコールが検出されていたということです。
警察によりますと、運転前に勤務先の会社で行ったアルコールチェックでは、鈴木容疑者からは基準値を超えるアルコールは検出されていなかったということです。鈴木容疑者は警察の調べに対し「事故を起こしたことは間違いありません。ただ詳しくは覚えていません」と容疑を一部否認しているということです。鈴木容疑者はこの事故で股関節などの骨折で入院し、20日に退院しています。
警察はいつ飲酒したのかを含め、事故の状況などについてさらに捜査を進めています。
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