群馬・みなかみ町の谷川岳で登山中の男性3人救助 3月4日にも救助事案、県警が注意呼びかけ

群馬・みなかみ町の谷川岳で登山中の男性3人救助 3月4日にも救助事案、県警が注意呼びかけ
2025/3/13

群馬・みなかみ町の谷川岳で登山中の男性3人救助 3月4日にも救助事案、県警が注意呼びかけ

 12日午後2時55分ごろ、みなかみ町湯桧曽の谷川岳東尾根を登っていた高崎市の自営業の男性(35)から「雪で道が分からなくなったので救助してほしい」と110番通報があった。県警ヘリと県防災ヘリが出動し、夕方にこの男性と、いずれも同市在住で27歳の男性会社員2人を救助した。3人にけがはなかった。

 県警沼田署によると、3人は同日未明に谷川岳東尾根を登り始めた。午後2時55分ごろ、雪の状態が悪く、山頂のオキの耳から東方約200メートルの地点で動けなくなった。登山歴は5~7年で、男性会社員1人は登山届を出していなかった。

 谷川岳東尾根では3月4日にも、登山中の男性3人が救助されている。雪解けの時季を迎え、県は谷川岳遭難防止条例に基づき17日から4月25日までの40日間、危険地区での登山を禁止する。一般コースの登山は可能だが、同署は登山届の提出や体力、経験に応じた無理のない計画を呼びかけている。

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