終戦から79年 戦没者追悼式に遺族ら315人参列 群馬・前橋市

終戦から79年 戦没者追悼式に遺族ら315人参列 群馬・前橋市
2024/08/15

終戦から79年 戦没者追悼式に遺族ら315人参列 群馬・前橋市

終戦から79年を迎えた15日、群馬県主催の戦没者追悼式が前橋市内で開かれ、遺族らが県内の戦没者約5万人の冥福を祈りました。

県主催の戦没者追悼式には、県内の遺族ら315人が参列しました。

山本知事は「戦争の悲惨さや平和の尊さを、これまで以上に大きな声で訴えていかなければなりません。知事として本県に生活されている全ての方の幸福度を向上させるべく、全身全霊で県政に臨み、愛すべき郷土を平和を享受できる未来へと引き継いでいくことをここにお誓い申し上げます」などと式辞を述べました。

そして正午の時報にあわせ、参列者全員が黙祷を捧げ、県内の戦没者約5万人の冥福を祈りました。

また「県遺族の会」の青木忠昭会長が「私たち遺族は、戦争の悲惨さと平和の尊さを孫、ひ孫の世代へと永遠に語り継ぐことをご英霊にお誓い申し上げます」などと追悼の辞を述べました。

続いて、次の世代を担う若者代表として太田工業高校3年の川口陸さんと太田東高校2年の小林紫織さんが「私たち若者の力を合わせ、二度と戦争が起こらないよう、そして人々から戦争の記憶が決して失われず、平和な社会が継続していくよう努力し続けることをここに誓います」などと述べ、平和な社会の実現を誓いました。

遺族の高齢化が進み戦争の記憶の継承が課題となる中、参列者は平和への誓いを新たにしていました。

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