管工事業のレイチェル(群馬・桐生市)が破産 負債額は約8000万円
2024/9/3
管工事業のレイチェル(群馬県桐生市)が、前橋地裁桐生支部から破産開始決定を受けたことが3日、分かった。8月23日付。東京商工リサーチ前橋支店によると、負債額は2023年9月期決算時点で8076万円。
同社は08年4月に創業、12年3月に法人化。上下水道工事を主体とした管工事の他に、一般住宅の介護保険を利用した住宅改修などリフォーム工事を手がけた。地域密着型の営業基盤を構築し、小口案件を主体に工事実績を重ねてきた。
19年9月期の売上高は1億1726万円を計上したが、営業環境が厳しくなり、20年9月期の売上高は1億円を割り込んだ。21年9月に建設業許可を取得したが、業績は好転せず、23年9月期は売上高が8051万円、純損失が1221万円の赤字となった。
資金繰りが悪化傾向にある中、営業環境に改善の兆しが見られず事業を停止した。
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