福島県の復興ボランティア団体代表「同意あったと思う」と起訴内容を否認 群馬県・前橋地裁

福島県の復興ボランティア団体代表「同意あったと思う」と起訴内容を否認 群馬県・前橋地裁
2025/1/30

福島県の復興ボランティア団体代表「同意あったと思う」と起訴内容を否認 群馬県・前橋地裁

去年7月、群馬県太田市内のホテルで知人女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交の罪に問われている福島県の復興ボランティア団体代表の男の初公判が群馬県の前橋地裁で開かれ、男は「同意はあったと思う」と起訴内容を否認しました。

福島県の復興ボランティア団体で代表を務める、上野敬幸被告(52)は、去年7月18日、太田市飯田町のホテルで、復興ボランティアとして活動していた知人女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交の罪に問われています。

30日に前橋地裁で開かれた初公判で上野被告は、「女性に嫌がる様子がなく同意はあると思っていた」と起訴内容を否認しました。

検察側は冒頭陳述で事件後に上野被告が女性に対して「傷つけてしまったよな。ごめんなさい」とメッセージを送っていたと指摘。また、「女性は震災復興活動がとん挫することを懸念して、被害を打ち明けられなかった」などと説明しました。

一方弁護側は、飲酒の影響で性行為はできなかったとし、「事件性はない」と無罪を主張しました。

—–
[cite] : 福島県の復興ボランティア団体代表「同意あったと思う」と起訴内容を否認 群馬県・前橋地裁 | 群馬テレビ