県内で初導入 “ライドシェア” 来月下旬にも開始の見通し

県内で初導入 “ライドシェア” 来月下旬にも開始の見通し
2024/10/25

タクシー会社が運営主体となり、一般のドライバーが自家用車を使って客を運ぶ「日本版ライドシェア」について県内で初めて桐生市のタクシー会社が事業を許可されたことがわかりました。
早ければ来月下旬にもサービスが始まる見通しです。

「日本版ライドシェア」は、ドライバー不足を背景にタクシー会社が運営主体となって一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶサービスで、ことし4月から東京都内などで導入が始まっています。
県内では、桐生市がことし8月、導入を求める申し出を関東運輸局群馬運輸支局に行い、今月11日には、市内のタクシー会社が事業の許可を申請していました。
これに対して、運輸支局は今月18日、導入を認める「事業許可処分」を出したことが、関係者などへの取材でわかりました。
県内で「日本版ライドシェア」が導入されるのは初めてです。
サービスを行うのはタクシー不足が特に深刻な金曜日と土曜日の午後5時から午前0時は10台、月曜日から日曜日の午前0時から午後2時は5台などとなっています。
タクシー会社は今後、ドライバーを20人ほど確保し、講習を行ったうえで早ければ来月下旬にもサービスを始めたいとしています。
タクシー会社の小林康人社長は「タクシー不足が続くなか、日本版ライドシェアを導入することで市内のお客様へのご迷惑を少しでも軽減できれば」と話しています。

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[link] : 県内で初導入 “ライドシェア” 来月下旬にも開始の見通し|NHK 群馬県のニュース