果実卸業の丸藤フルーツ(群馬・前橋市)が破産 負債1億5500万円

果実卸業の丸藤フルーツ(群馬・前橋市)が破産 負債1億5500万円
2024/8/22

 果実卸業の丸藤フルーツ(群馬県前橋市)が前橋地裁から破産開始決定を受けたことが22日、分かった。13日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は2023年3月期末時点で約1億5500万円。

 同社は1995年に設立。食品スーパーや市場などに青果物を中心に販売していた。県内中堅スーパーとの取引もあり売り上げが拡大し、2002年3月期の売上高は約4億6800万円を計上した。

 しかし、同業者との競合激化や主力取引先の事業縮小で売り上げが落ち込んだ。果実卸で培った目利きを生かしたフルーツサンドの販売を開始し、一部で人気を博したが、過当競争に陥り低迷。23年3月期の年売上高は約4000万円に落ち込んだ。赤字、債務超過状態が続いて資金繰りが逼迫(ひっぱく)。24年6月までに事業を停止していた。

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