木造建築工事の栗原建設(群馬・藤岡市)が破産申請 負債1億円
2025/1/31
木造建築工事の栗原建設(群馬県藤岡市)は15日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが31日、分かった。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は約1億円。
同社は1981年3月に設立。藤岡市や周辺を営業エリアとして、個人客からの受注で在来工法による注文住宅の新築工事のほか、リフォーム工事にも対応。企業の事務所や倉庫などの新築、改修工事も手がけ、2017年2月期の売上高は約2億2600万円を計上していた。
その後、資材高騰などを背景に住宅市場が低迷する中、同業者との競合で受注が減少。24年2月期の売上高は約1億1700万円にとどまり、建築資材の高騰や職人不足による外注費負担の増加で赤字決算となっていた。断続的な赤字で債務超過の状態が続き、経営環境の好転も期待できないため事業継続を断念した。
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