暴力団追放群馬県大会 高崎
2024/11/8
社会全体で暴力団を排除する気運を高めようと「暴力団追放群馬県大会」が高崎市で開かれました。
高崎市の高崎芸術劇場で8日開かれた大会には、警察や自治体の関係者、市民などおよそ1000人が参加しました。
このなかで、群馬県警察本部の重永達矢本部長が「暴力団などを追放するには社会全体の継続的な活動が必要。引き続き、安心、安全を誇る群馬県を目指したい」とあいさつしました。
また前橋市のスナックで父親が暴力団員に射殺された、武井幸代さんが講演し、家族を奪われたことへの当時の心境を語り、暴力団を追放するためには社会全体で力を合わせることが大切だと訴えました。
大会では、暴力団に対し恐れないこと、資金を提供しないこと、利用しないこと、交際しないことなどを実施するとした宣言が読み上げられ、参加者たちは力強く拍手をして決意を新たにしていました。
主催者団体のひとり、石原栄一弁護士は「この大会をきっかけに、暴力団などの社会的勢力についてよく知ってもらい、接点を持たないことを心がけてもらいたい」と話していました。
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[cite] : 暴力団追放群馬県大会 高崎|NHK 群馬県のニュース