景品卸売りのジャノ・エンタープライズ(群馬・前橋市)が事業停止 負債約2億2000万円
2024/11/12
クレーンゲームの景品の卸売りなどを手がけるジャノ・エンタープライズ(群馬県前橋市)が、事業を停止したことが12日、分かった。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は2024年1月の決算期時点で約2億2000万円で、今後変動する可能性がある。
同社は1995年10月に設立。アミューズメント施設向けに玩具やぬいぐるみ、菓子といったクレーンゲームの景品を卸売りする他、企業向けに企画製品も販売し、2005年1月期には売上高約11億2000万円を計上していた。
しかし、アニメキャラクターなど知名度の高い景品を扱う同業者が台頭し、得意先のアミューズメント施設の集客悪化などもあって受注は低調に推移。24年1月期は売上高約1億8000万円にとどまり大幅な債務超過となっていた。新商品開発など事業の立て直しができず、今月8日までに事業継続を断念した。
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