昭和村・遍照寺 関東唯一の「鬼法楽」で賑わう
2025/2/2
昭和村の遍照寺で行われた節分会では、関東で唯一と言われる「鬼法楽」が行われ、多くの人で賑わいました。
足を踏み鳴らすように舞台の上を練り歩く3匹の鬼は、人間の煩悩である「貪欲」と「怒り」、それに「愚痴」を表しています。
鬼たちは、境内に集まった人達の間を「のしのし」と進みます。
この「鬼法楽」は、京都の廬山寺に伝わる節分の伝統行事を再現したものです。
廬山寺で修行していた榎本最紳住職が許可を得て行っているもので今年で14回目です。
関東ではここでしか見られないということです。
境内を練り歩いた鬼たちは祈祷する僧侶の邪魔をしますが、榎本住職が「鬼は外」と福豆を蒔くと、鬼たちは弱り、ふらふらとした足取りで逃げていきました。
そして、舞台の上から菓子や餅などが投げられると、訪れた人は、開運を願いながら手を伸ばして受け止めていました。
—–
[cite] : 昭和村・遍照寺 関東唯一の「鬼法楽」で賑わう | 群馬テレビ