日航機墜落事故から39年 慰霊の園で追悼慰霊式とローソク供養 群馬・上野村
2024/08/13
乗員乗客520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から12日で39年です。
事故現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」のふもとにある「慰霊の園」では追悼慰霊式が行われ犠牲者への冥福を祈りました。上野村の「慰霊の園」で行われた追悼慰霊式には、遺族をはじめ、日本航空や上野村の関係者などおよそ160人が参列しました。
式では「慰霊の園」の理事長を務める上野村の黒澤村長が「社会全体において安全文化が醸成され、浸透し継承されていくことが私たちの願いであり、その維持こそが皆様の無念に報いることであると改めて胸に刻みます」と挨拶しました。また群馬県の山本知事は「航空機事故の悲惨さと安全対策の大切さを次の世代に引き継いでいきます」と追悼の辞を述べました。
続いて参列者が慰霊塔に花を手向け、犠牲者を悼みました。この後、ローソク供養が行われ、犠牲者と同じ520本のローソクに火が灯されました。墜落時刻の午後6時56分を迎えると、参列者が一斉に黙とうを捧げました。オレンジ色の520の明かりの中、遺族らは犠牲者の冥福と空の安全を祈りました。
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