役場のトナー盗み、物品購入で公金だまし取った? 群馬・長野原町職員を県警が逮捕 町は懲戒免職に
2024/10/10
群馬県長野原町の職員が群馬県警に逮捕されていたことが9日、関係者などへの取材で分かった。職務に関連して物品を違法に得たとする詐欺や窃盗の疑いが持たれているという。町は調査を経て懲戒免職にした。
関係者によると、逮捕されたのは30代の男で、容疑を認めている。物品は換金したとみられる。8月下旬に逮捕され、その後に別の容疑で再逮捕されているもようだ。
県警は逮捕を発表していない。
町は9日、建設課の職員1人を懲戒免職にしたと明らかにした。8日付。処分理由として、町が管理する印刷機のトナーなどの消耗品を盗んだり、物品購入を通じて公金をだまし取ったりしたことが確認されたとしている。認定した被害は計約51万円相当。
勤務態度に問題はなかったという。萩原睦男町長は9日、上毛新聞の取材に「警察の捜査が継続中で、全面協力している。管理体制を再構築し、皆さまの信頼回復に努める」とした。
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