太陽光の銅線盗、カンボジア国籍の男が追起訴内容認める 群馬・前橋地裁公判
2024/10/31
無免許でワゴン車を運転し、女性をひき逃げしたなどとして、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)などの罪に問われたカンボジア国籍で住所不定の無職の男(27)の第2回公判が30日、前橋地裁(橋本健裁判官)であった。男は太陽光発電所で銅線ケーブルを盗んだなどとする追起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、男が運転手役や銅線の運搬役だったと説明。栃木県や埼玉県の金属買い取り業者に売却し、一部を報酬として受け取ったとした。
冒頭陳述などによると、男は4月12日午後9時35分ごろ、大泉町の町道付近でワゴン車を無免許運転。自転車に乗っていたブラジル国籍女性=当時(64)=をはねて意識不明の重体となるけがを負わせ、救護措置を取らずに逃げたとされる。
検察側は女性が9月に亡くなったとして、自動車運転処罰法違反(無免許過失致死)への訴因変更を検討していると明らかにした。
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