土木工事、骨材販売の吉野工業(群馬・沼田市)が破産 負債3億3600万円

土木工事、骨材販売の吉野工業(群馬・沼田市)が破産 負債3億3600万円
2024/10/2

 土木工事や骨材販売業の吉野工業(群馬県沼田市)が、前橋地裁沼田支部から破産開始決定を受けたことが2日、分かった。9月19日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は約3億3600万円。

 同社は1955年に創業し、70年に法人化。砂利や砂などの骨材販売業が中心だったが、利根沼田地域の土木工事などに軸足を移していった。好調期にガソリンスタンド運営や不動産賃貸など事業を拡大し、95年5月期の売上高は約6億6000万円を計上した。

 しかし、大型公共工事の減少などで事業が低迷。過去数年の年商は3000万円程度まで落ち込んだ。借入金返済が経営を圧迫し、後継者難も重なった。

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