勢多農林高校2年女子 いじめ自殺 因果関係否定できないと報告 : 群馬県前橋市
以下出典
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県いじめ再調査委員会 いじめと自殺の因果関係否定できないと報告
(2024/2/24)
2019年、高校2年の女子生徒が亡くなり、遺族がいじめを訴えている問題で、県の「いじめ再調査委員会」は24日、「いじめが生徒の自殺に大きな影響を与えた可能性を否定することはできない」などとする報告書を公表しました。
24日午前、「いじめ再調査委員会」の八島禎宏委員長は山本知事に報告書を答申しました。
この問題は、2019年、勢多農林高校2年の女子生徒が亡くなり、遺族がいじめによる自殺を訴えているものです。
県教委の第三者委員会は、2020年、一部でいじめがあったとした上で「自殺の要因としてはいじめが主要なものではない」とする報告書をまとめました。
その後、遺族の要請を受け2021年に有識者によって構成される県の「いじめ再調査委員会」が再調査を行っていました。
今回、まとめられた報告書では、いじめと自殺の因果関係について、「いじめが生徒の自殺に大きな影響を与えた可能性を否定することはできない」などとした上で、当時の学校側の対応を厳しく指摘しました。
また、再発防止策として、県教委に学校の相談体制の査察チームを立ち上げるなど提言を盛り込みました。
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