前橋 養豚場で豚熱の感染確認 約460頭処分へ
2025/5/9
前橋市の養豚場でブタの伝染病、CSF=豚熱の感染が確認され、県は9日夜、この養豚場で飼育されているおよそ460頭のブタの殺処分を始めました。
県内にある養豚場での豚熱の発生は、ことしに入って4例目で、県は、すべての養豚場に対策の徹底を呼びかけています。
県によりますと8日、前橋市内の養豚場から「死んだブタの数が増えている」という通報が県にあり、国の遺伝子検査の結果、CSF=豚熱への感染が確認されました。
検査結果を受けて、県は9日夜から、感染が確認された養豚場で飼育されているおよそ460頭のブタの殺処分を始め、今月17日までにすべての防疫措置を完了させることにしています。
県は、半径10キロ圏内にあるほかの養豚場ではワクチン接種が行われていることから、ブタの移動や搬出の制限はしないとしています。
また、豚熱は人に感染することはなく、感染したブタの肉が市場に出回ることもないということです。
県内にある養豚場での豚熱の発生は、ことしに入って4例目で、県は、すべての養豚場に対策の徹底を呼びかけています。
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[cite] : 前橋 養豚場で豚熱の感染確認 約460頭処分へ|NHK 群馬県のニュース