前橋地裁「危険運転」への訴因変更を認める 群馬・伊勢崎市

前橋地裁「危険運転」への訴因変更を認める 群馬・伊勢崎市
2024/10/16

今年5月、群馬県伊勢崎市の国道17号でトラックに衝突され家族3人が死亡した事故で、「過失運転致死傷」の罪で起訴されたトラック運転手について、前橋地裁は、より刑の重い「危険運転致死傷」への訴因変更を認めました。検察側が10月11日に変更を請求していたもので、裁判員裁判で審理されます。

この事故は、今年5月伊勢崎市の国道17号・上武道路でトラックが乗用車2台と衝突し、塚越湊斗ちゃん(2)と父親の寛人さん(26)、祖父の正宏さん(53)の家族3人が死亡したものです。

警察は、飲酒によって正常な運転が困難だったとして、トラックを運転していた鈴木吾郎被告を「危険運転致死傷」容疑で逮捕しましたが、前橋地検は9月10日、刑が軽い「過失運転致死傷」で起訴しました。その後の捜査で飲酒の影響を認定し、「危険運転致死傷」への変更を請求していました。これを受け、湊斗ちゃんの母親は弁護士を通じ「長い闘いになったとしても3人の無念を晴らしたい」との談話を出しました。遺族は、9月27日に、訴因変更を求める要望書を地検に提出していました。

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