公園で銅線窃盗相次ぐ 群馬・館林市、伊勢崎市
2024/09/20
群馬県館林市や伊勢崎市の公園で埋、設されていた銅線ケーブルが盗まれる被害が相次いでいます。警察は窃盗事件として捜査しています。
狙われたのは公園の地下に埋設されていた銅線ケーブル。今月9日には約1.3キロメートル(時価500万円相当)、17日にも約100メートル(時価40万円相当)の被害が確認されました。何者かがマンホールのふたを外して、銅線ケーブルを切断し引き出して盗んだとみられています。
銅線ケーブルが切断された影響で公園のトイレはいまだ照明が点灯せず水も流れないことから使用を中止しています。公園を管理する館林市は警察に被害届を提出し警察は窃盗事件として捜査しています。市は復旧作業を進めるとともに今後、防犯対策を強化していきたいとしています。
また、伊勢崎市でも同様の被害が発生しました。市によりますと、9月13日、伊勢崎市安堀町にある「ラブリバー親水公園うぬき」で銅線ケーブル約650メートル(250万円相当)の被害が確認されました。こちらも館林市と同じく、公園に埋設されていた銅線ケーブルが狙われました。同じ犯行手口による被害は、8月から9月にかけて埼玉県や栃木県でも確認されています。
警察は、いずれも価格の高騰が続く銅を狙った転売目的の犯行とみて捜査を進めています。また公園の利用者に対しては、感電するおそれもあることから、切断された銅線ケーブルを発見した際にはむやみに近づかず、警察や自治体に通報するよう呼びかけています。
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