入院中の7カ月男児が暴行受けけが 群馬・高崎市 病院側は保護者の指摘で把握

入院中の7カ月男児が暴行受けけが 群馬・高崎市 病院側は保護者の指摘で把握
2024/11/12

 群馬県高崎市内の病院に入院していた生後7カ月の男児が足の爪をはがされ、頭部に擦過傷を負わされるなどの被害を受けていたことが11日、分かった。病院側は男児の保護者からの指摘で初めて被害を把握したといい、保護者は「管理体制がずさん過ぎる。詳細な調査結果の提出と院長からの謝罪を求めたい」としている。

 男児は今月7日から入院。8日午後、面会に訪れた保護者が異変に気付き、病院側に伝えた。病院などによると7日夜、看護師が男児の足から血が出ていることを把握した。看護師は右足の擦り傷を治療したが、爪がはがされていたことや頭部の傷などには気付かなかったという。

 入院中の子どもが父親に「僕がやった」と話しているといい、病院の担当者は上毛新聞の取材に「子どもが子どもに暴行することは想定外だった。まずは男児の家族に状況を丁寧に説明したい。再発防止に向けて何ができるか考えていく必要がある」とした。

—–

[cite] : 入院中の7カ月男児が暴行受けけが 群馬・高崎市 病院側は保護者の指摘で把握 | 上毛新聞社のニュースサイト