伊勢崎 家族３人死亡事故でトラック運転手 飲酒認める供述
2024/11/7
ことし５月、群馬県伊勢崎市でトラックが乗用車に突っ込んで家族３人が死亡した事故で、危険運転致死傷の罪で起訴された７０歳のトラック運転手が、運転前に酒を飲んだことを認める供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。
ことし５月、伊勢崎市の国道でトラックが乗用車に突っ込んで、乗用車に乗っていた前橋市の会社員の塚越寛人さん（２６）と息子の湊斗くん（２）それに湊斗くんの祖父の塚越正宏さん（５３）が死亡し、トラック運転手の鈴木吾郎被告（７０）が飲酒の影響によって正常な運転ができない状態で事故を起こしたとして、危険運転致死傷の罪で起訴されました。
これまでの捜査では、事故を起こしたトラックに焼酎の空き容器が２つ残されていたほか、被告の血液から基準を超えるアルコールが検出されていたことがわかっています。
さらに、被告は警察に逮捕された時の調べで飲酒について「詳しくは覚えていない」と供述していましたが、その後の調べに対して、運転前に酒を飲んだことを認める供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。
この事故の審理などは裁判員裁判で行われることになっていて、遺族たちは８日、街頭で集めた厳罰を求める署名を検察に提出することにしています。
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[link] : 伊勢崎 家族３人死亡事故でトラック運転手 飲酒認める供述｜NHK 群馬県のニュース