中古車販売のオートプラザ(群馬・桐生市)が事業停止

中古車販売のオートプラザ(群馬・桐生市)が事業停止
2024/11/6

 「タックス桐生」など群馬県桐生、みどり両市に中古車販売店など計5店舗を展開するオートプラザ(桐生市)が4日に事業を停止し、同店などで閉店を知らせていたことが6日、分かった。一部店舗は従業員が引き継いで営業を続けている。帝国データバンク太田支店によると、負債額は調査中。

 1982年に設立し、中古車販売チェーン「TAX」のフランチャイズに加盟し、中古車販売4店舗と買い取り専門店を展開した。中古車販売を中心に新車販売や自動車整備なども手がけ、2017年5月期は売上高約29億円を計上した。

 大手同業他社が出店攻勢を強め、コロナ禍にはサプライチェーン(供給網)の停滞で新車供給が減少した際にカーディーラーが中古車市場に本格参入するなど競合が激化。燃費の良い軽自動車や小型車への需要シフトのほか、買い替えサイクルの長期化もあり、経営環境が悪化した。近年の売上高は8億円ほどまで落ち込み、債務超過で厳しい資金繰りが続いていた。

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