ライドシェア事業に2社が参入意向 群馬・桐生市
2024/9/11
タクシー不足解消のため、群馬県桐生市が市内での導入認可を申請した日本版ライドシェアに関して、市は11日、申請を受けた関東運輸局群馬運輸支局が東毛地域の事業者に行った参入意向調査に対し、市内2社が応じたことを明らかにした。
2社は沼田屋タクシー(同市新宿)と子会社の桐生合同自動車(同市東)。タクシーが不足する日時に関する市の調査データに基づき、同支局は両社が使用可能な台数の配分を決め、通知した。配分は10台の不足が生じる金、土曜の午後5時~午前0時に、沼田屋が各日6台、桐生合同が同4台など。
今後は両社が提出する事業計画を踏まえ、同支局が許可について判断する。沼田屋は「タクシーを必要とする市民のため、市と協力し、なるべく早く事業開始の許可を得たい」としている。
市内ではドライバー不足を背景に全ての曜日でタクシーが不足。市民生活や飲食店の売り上げに影響を及ぼしていたことから、市が8月にライドシェアの導入認可を申請していた。
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